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松田俊哉展

2月18日(水)〜27日(金)
日曜休廊 11:00 - 6:30

 松田さんの絵画表現はキャンバスにジェッソで下地を作ることから始まります。 そして白いジェッソの層の上に濃淡の鉛筆を用いて細かい線を描いてゆきます。

 ひたすら鉛筆で描き続けるというエネルギーの蓄積は時間と共に形態の生成へと働きはじめ やがて深い霧が晴れてゆくように白一色だった画面空間にさまざまなかたちがあらわれてきます。

 こうして創造された松田さんのモノクロームの絵画世界は無限空間や久遠の刻 が感じられる小宇宙となっております。

「場」 鉛筆・ジェッソ下地・麻布  50号 S